お知らせ
こんにちは!
フォトグラファーの浅野です。
卒業式は成長の節目を感じさせる感慨深いシーンです。
卒業式といえば、袴というイメージも強く、大学や高校の卒業写真は袴姿で思い出の写真を残したいという方も多いでしょう。
卒業式で袴を着用しない方も、袴姿で卒業写真を残すことは可能です。
卒業式で袴を着用する場合でも、卒業式とは別日に撮影するケースもあります。
ご自身にとってベストなタイミングが分かれば、卒業という大きなイベントを印象深く思い出に残せるでしょう。
そこで今回は、袴姿での卒業写真をいつ撮影すればよいのか詳しく解説します。
新たな旅立ちでもある卒業の記念を笑顔あふれる写真に残しましょう。
卒業式は袴姿で写真を撮ろう!
卒業式は人生の節目であると同時に、若々しい美しさを思い出に残す大切なシーンでもあります。
卒業式でお気に入りのファッションに身を包み、大きく成長した姿を記念写真に残しておけば、かけがえのない思い出になることでしょう。
そこでおすすめしたいのが卒業袴です。
卒業式の衣装としてのイメージが強い女性の袴姿は、明治時代に女学生の制服として採用されたものです。
「賢い女性の姿」の象徴であると同時に、ファッション性も高い袴姿は、おしゃれな卒業スタイルとして人気があります。
卒業式以外で袴を着る機会はほとんどありません。
ぜひ、伝統と女性の美しさが感じられる袴姿で、卒業式の記念を残しましょう。
袴姿での卒業写真を撮影するパターンは3つ
袴姿での写真撮影は最初で最後の経験になることも多いでしょう。
せっかくの袴姿です。フォトスタジオを予約して、プロの撮影できれいな姿を残しておきましょう。
卒業記念としての袴姿の撮影には、前撮り撮影、当日撮影、後撮り撮影の3パターンがあります。
まずは、それぞれの概要を整理しておきましょう。
前撮り撮影
前撮り撮影は、卒業式よりも前に写真スタジオを予約して撮影するものです。
卒業シーズンは何かと忙しく、撮影する時間がないという方も多いでしょう。
少し早めに予定しておけば、慌てずゆとりをもって撮影に臨めます。
また、急な体調不良などがあった場合の、予約の変更も可能です。
卒業式当日は着るものが指定されているケースも少なくありません。
また、袴だと着付けの時間や着崩れ、汚れが気になる方もいらっしゃるでしょう。
そのような時に、前撮りでは好きな衣装での撮影ができるのでおすすめです。
当日撮影
当日撮影は卒業式当日に写真撮影することです。
卒業式でも袴を着用するという方が多く利用します。
卒業式のスケジュールに合わせて、式の前か後に予約しておくとよいでしょう。
予約時間を決める際には、着付けやヘアセット、移動の時間なども考えておく必要があり、当日はハードな1日になることが予想されます。
後撮り撮影
後撮り撮影は、卒業式が済んだ後の都合のよい日に行うものです。
前撮り撮影同様、卒業式で袴を着なかったという方にも多く利用されています。
卒業式の後ということで、すがすがしい新たな気持ちで写真撮影に臨めるでしょう。
袴姿で卒業写真|前撮り撮影のメリット・デメリット
卒業式前の都合のよい日に前撮り撮影をする方は多くいらっしゃいます。
前撮り撮影用の衣装がレンタルできるフォトスタジオを利用すれば、袴を準備する必要がありません。
また着付けとセットになっていることも多く、手間がかからない点もポイントです。
卒業式当日のために袴を購入・レンタルしているという方も、前撮り撮影の際に、当日と雰囲気の異なる袴を選んで、めったに着用することのない袴姿での撮影を楽しむのもよいでしょう。
ここでは前撮り撮影のメリット・デメリットを見ていきましょう。
前撮り撮影の時期
前撮り撮影のタイミングは、ご自身の都合で決めて構いません。
ピークは7月~11月で、撮影希望日の3カ月前ごろに予約しておくと確実です。
日焼けしていると着物映えしないケースも多いので、夏の時期は避けることをおすすめします。
また、就職活動などがある場合は、就職活動が落ち着いたタイミングに撮影すると卒業するという気持ちも高まるでしょう。
11月のフォトスタジオは七五三の撮影で混み合っていることが多く、希望日に予約が取りにくいこともあります。
1月末~2月は写真スタジオの空きも比較的多くあります。
まずは撮影したいフォトスタジオを決めて、空いている日程を早めに押さえておくとよいでしょう。
前撮り撮影のメリット
前撮り撮影のメリットは、時間を気にせず余裕をもって撮影に臨めることです。
早朝からバタバタとヘアセットや着付けをする必要がなく、ベストコンディションで撮影できるため、より美しい写真を残せるでしょう。
撮影用のヘアメイク にこだわることも可能です。
思い切った色使いや凝ったアイラインなど、普段の自分とは違う雰囲気のある写真も撮影できるでしょう。
また、普段着ることのない袴を着用できるということで卒業式の予行練習にもなります。
一度、着用してみることで、着崩れしないポイントも理解できるでしょう。
前撮り撮影のデメリット
前撮り撮影で自前の袴を着用したい場合は、前撮り撮影の日程に合わせた準備が必要です。
着付けを依頼する場合には、卒業式当日と前撮り撮影の2回分の費用がかかる点もデメリットです。
なお、撮影用の袴をレンタルしている写真スタジオでは、着付けがサービスされていることが多いため、費用の負担は軽減されます。
袴姿で卒業写真|当日撮影のメリット・デメリット
卒業式用に袴を購入・レンタルしているという方の中には、卒業式当日に写真撮影をするケースが多いでしょう。
袴の着付けが1回で済むため、着付けの費用が抑えられます。
なお、卒業式に袴を着用せずにスーツなどで参加する場合は、卒業式当日に撮影することは避けたほうが無難です。
ここでは、当日撮影のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
当日撮影のスケジュール例
卒業式当日に撮影する場合には、卒業式の前、もしくは卒業式終了後に写真撮影をすることになります。
卒業式の前であれば、朝6:00~9:00ごろに予約を入れるのが一般的です。
着付けの予約はそれより前になるので、かなり朝早くから準備を進める必要があります。
撮影後は、卒業式本番、その後、謝恩会や祝賀会などがあれば参加するというかなりハードな一日になることが予想されます。
しかし、卒業式の前に撮影を済ませておけば、着崩れやヘアメイクの乱れなどを心配せずに撮影に挑めるでしょう。
卒業式の後に撮影する場合は、謝恩会や祝賀会などの前になります。
撮影後に袴からドレスなどへ衣装チェンジするのであれば、衣装の保管や移動時間なども計算しておきましょう。
当日撮影のメリット
卒業式当日の撮影であれば、着付けやヘアメイクが1度で済むため、費用が節約できるという点が大きなメリットです。
また、卒業式で実際に着用する袴で記念写真が残せるため、写真を見るたびに卒業式の感動がよみがえるでしょう。
卒業記念に袴を購入している、またはレンタルしているという方であれば、ハードな1日になることが予想されますが、当日撮影に挑戦してみるのもアリでしょう。
当日撮影のデメリット
卒業式当日に袴姿での写真撮影を行う場合には、ヘアメイク、着付け、写真撮影、卒業式への出席、謝恩会などのイベント参加を1日でこなさなければなりません。
レンタルした袴を当日返却する場合には、その時間も考えておかなければならないでしょう。
謝恩会用に衣装チェンジする方も多いため、着替えの場所やタイミング、脱いだ袴の保管など事前の確認も必要です。
卒業式当日は袴姿の準備からすべてのイベントが終了するまで、かなり長い1日になります。
このように、とにかく忙しい1日になるという点が最大のデメリットです。
袴姿で卒業写真|後撮り撮影のメリット・デメリット
卒業式を終えてから撮影する後撮り撮影という方法もあります。
後撮り撮影の場合も撮影用衣装をレンタルしている写真スタジオを利用すれば、衣装の準備や着付けの手配が不要です。
ここでは、後撮り撮影のメリット・デメリットを確認していきましょう。
後撮り撮影の時期
卒業式の後は新生活の準備で忙しくなってしまうことも少なくありません。
後撮り撮影の場合にも、行き当たりばったりにせず、しっかりと撮影予定を決めておくことが重要です。
後撮り撮影も前撮り撮影同様、いつでも都合のよい日に撮影できます。
卒業式の感動が残っているうちに、できれば3月中に予定しておくとよいでしょう。
このシーズンは卒業や入学などで写真スタジオを利用する方も多いため、撮影希望日が決まったらできるだけ早く、最低でも3カ月前には予約の連絡を入れておきましょう。
後撮り撮影のメリット
後撮り撮影の場合には、卒業証書や記念品などと一緒に撮影できるため、卒業感をしっかりとアピールした記念写真が撮れるというメリットがあります。
時間を気にせず、ベストコンディションで撮影に臨めるのも大きなメリットです。
モデルさんのような撮影用のヘアメイクにも挑戦し、少し背伸びした大人っぽい記念写真にチャレンジしてみるのもよいでしょう。
後撮り撮影のデメリット
卒業式当日に袴を着用する場合には、後撮り撮影も前撮り撮影同様、着付けやヘアメイクの費用が二重にかかってしまいます。
着付けのサービスがある写真スタジオを使うなどの工夫が必要です。
春休みは卒業旅行や新居探しなどで忙しいという方も少なくありません。
そのため、後撮り撮影のタイミングがうまく取れないというケースもあります。
袴姿で卒業写真|仕上がりを美しくするポイント
女性の袴姿には、独特の凛とした美しさが漂います。
写真撮影の際は、姿勢や手足の位置を少し意識しておくと、さらに上品で雰囲気のある写真に仕上がるでしょう。
ここでは袴姿の美しさを引き立てる3つのポイントを解説します。
正しい姿勢をチェックしよう
袴を着用する際は、普段よりも姿勢よく立つよう気を付けましょう。
姿勢をよくすることで着崩れも避けられます。
正しい姿勢を保つポイントは、背筋、胸、顎の位置を意識することです。
背筋を伸ばし、胸を張りましょう。
胸を張ると顎を出してしまいがちなので、顎は引きます。
その際、顎を引き過ぎると二重顎になったり表情が暗く見えたりしてしまうこともあります。
普段から自分が美しく見えるベストポジションを、鏡を見ながら研究しておくことをおすすめします。
手は体の前に置こう
袴などの和装を着用している際は、手先の所作にも目がいくものです。
手先が美しく揃っていると品よく映ります。
両手に何も持たない場合には、体の前で手先を合わせるとよいでしょう。
ひじや指がまっすぐに伸びていると不自然なので、力を抜いて、軽く曲げます。
巾着を持つ場合は、ぎゅっと力を入れるのではなく軽く握ることを意識します。
卒業証書の筒や思い出のアイテムなどを持つ場合には、胸の前に持つようにしましょう。
この場合にも、手先の力を抜き、自然に見えるよう練習しておくと写真映えも格段とアップします。
また、着物や袴姿の場合には、腕を上げ過ぎないようにしなければなりません。
着物の袖口から腕が大きく見えてしまうと美しく見えません。
足の揃え方に注意しよう
身体の向きは、カメラに対して正面を向くよりも、やや斜めのほうがセンスよく見えます。
顔は正面を向いても、目線をカメラから外しても、どちらでも構いません。
足元まで入り込むアングルでは、立ち方にも注意が必要です。
草履を履いているのであれば、軽く内股にしてつま先を付けると、奥ゆかしさが漂います。
ブーツの場合にはかかとを付け、片足を少し引いておきましょう。凛とした美しさを醸し出す工夫です。
まとめ
大学や高校の卒業式は袴姿で記念写真を残す貴重なチャンスです。
撮影のタイミングは前撮り撮影と当日撮影、後撮り撮影から選べます。
それぞれのメリットとデメリットを比較して撮影時期を決定するとよいでしょう。
卒業式で袴を着用する方もしない方も、アトリエシュウで袴姿の卒業写真をきれいに残しましょう。
この記事を書いた人
可児市にある、スタジオ内、屋外ロケーションのどちらでもブライダル・成人式・七五三・お宮参りのハイクオリティな前撮りを撮影します。衣装レンタルだけでもご相談ください。
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